車は売却方法によって買取価格が大きく変わってきます。ここではどのような買取方法があるのか?また、買取方法によってのメリットデメリットなどをお伝えしていきます。
目次
車の売却方法 オススメは車一括査定
車の買取方法は大きく分けて4種類(車一括査定、買取店、ディーラー下取り、個人売買)があります。
このサイトの目的『あなたの車を最高値で売ること』の視点からまず結論から言うと車一括査定がオススメです。
車一括査定でイチオシなのが
売却方法によってのオススメ
- 車一括査定=最高値優先で売りたい
- 買取店=とにかく早く売りたい
- ディーラー下取り=手間をかけずに売りたい
- 個人売買=車業界のプロの人
【車売却方法によってのメリットデメリット】
売る方法 | メリット | デメリット | 買取価格 | オススメ度 |
車一括査定 | 複数の査定で値段が上がる | 電話やメールが沢山来る | ◎ | ★★★★★ |
買取店 | 早く売れる | 価格競争がないので価格期待薄 | 〇 | ★★ |
ディーラー下取り | とにかく手間がかからない | 買取価格に期待できない | △ | ★ |
個人売買 | 高く売れる可能性もあり | トラブルが非常に多い | ◎ | ★ |
車を売る前に『少しでも高く売りたい』『売った後もトラブルなく安心に売りたい』とみなさん考えると思います。それをふまえて、ここからはそれぞれの売却方法によるメリットデメリットをより詳しくお伝えします。
車一括査定サイト(オススメ度)
メリットデメリット
メリット
- 複数の買取店を競合させることにより買取価格が上がる
- 複数の買取店に一回で申込でき買取店を探す手間がかからない
- 訪問査定のため買取店巡りをしなくていいい
- 売却後の入金、名義変更、故障などのトラブルがなく安心
デメリット
- 一時的に多数の営業電話やメールが来るので対応がわずらわしい
よく言われますが、一括査定サイトに申し込んだ時から一時的に『査定をさせてください!』っていう営業電話(メール)が一斉にたくさんかかってきます。
びっくりするかもしれませんし、『メンドクサイ!』って思うかもしれませんが、それを加味しても余りあるメリットがあります。競争原理が働きいい条件が出やすくなります。
また、売却後の入金や名義変更、売却後の故障などのトラブルがほぼ無いため安心できることも重要なポイントです。
どんな事にも同じことが言えますが、価格交渉をするうえで有利に交渉を進めるにはで相見積もりを取ることは鉄則です。
車を高く売るためには避けて通れない道ですので『想定内のこと』にしておきましょう!
一括査定は車買取なので、ディーラー下取りなどと違い次の車が納車される前に車を引き渡さなければならないケースが発生します。
なぜ買取店は早く車を引き渡してほしいかというと、時間がたつにつれて中古車相場は下がっていく傾向にあるからです。
また、ディーラー下取りのように次の車が納車されるまでとなると走行距離が多くなってしまい商品価値が下がります。故障や傷が増える可能性もあります。
必要であれば納車のタイミングを考えて査定依頼を行いましょう。
また必要であれば次の車が納車されるまでの間の代車の確認をしましょう。
買取店の中には一定期間代車を貸してくれるサービスを行っているところもあります。
プロから一言
査定営業マンが訪問して査定し値段を提示してくれるわけですが、その場合査定営業マンは自社に買取契約を決めてもらおうと『今日買取契約を決めてもらえば〇〇円にします。』とか『この値段は今即決してもらうことが条件の値段です』などと持ち掛けてくることが多いんです。
なぜなら、他の買取店と競合たくない。競合すると安く仕入れられないからです。
ただ、彼らが悪いわけではありません。
1円でも安く仕入れたいというのは買取店にとって当たり前のことです。
即決は避けましょう。
売りたい意思を明確に伝えたうえでハッキリと『今は決められません!他の買取店の価格や下取り見積もりと比べたうえで早めに連絡します!』と言いましょう。もっと言うと、『今日決めてもらわなければ値段は出さない』と言われたら、お引き取り願うのも1つの手段です。
当たり前ですが主導権はあなたにあるのですから。
こういったこともある程度想定内にしておきましょう。何十万も高く売れる可能性があるのですから。
買取店(オススメ度)
メリットデメリット
メリット
- 交渉先が1つなのであれば査定も交渉も1件で手間がかからない。
- 売却後の入金、名義変更、故障などのトラブルがなく安心
デメリット
- どこの買取店があなたの車の相場に詳しいかわからないので買取価格が期待薄
- 競争原理がはたらかず足元を見られ買いたたかれる可能性大
- 複数に依頼をするとなると自分で一軒づつ買取店を探して買取査定依頼をしなくてはならないので手間がかかる
『車一括査定サイト』と『買取店』を比較するとどちらも買取店に売却するのだが、決定的に違うのが①あなたの車の車種などの相場に詳しい買取店に当たる確率が一括査定サイトのほうが高いという点。
加えて②複数の買取店に買取依頼をかけられるので多くの相見積もりが手間なく依頼できる点。
この2点は『車を高く売る』ということから考えると非常に大きな違いになってきます。
ディーラー下取り(オススメ度)
メリットデメリット
メリット
- 交渉先が1つなのであれば査定も交渉も1件で手間がかからない。
- 売却後の入金、名義変更、故障などのトラブルがなく安心
- 次の車が納車されるまで今の車を引き渡さなくていい
デメリット
- 買取価格が期待できない!
人昔前までは乗り換えの場合は多くが『次の車を買った店に下取りとして車を売る』ということがが当たり前のように行わせていました。
そのうちの大部分がデイーラー下取りで、当時買取店へ売るという選択肢は非常に稀なことでした。
ディーラー下取りをかんたんに一言でいえば『簡単で安心だけど買取価格が安い!』ということです。
プロから一言
私自身が元某T自動車の新車ディーラーに勤務していたことから、ディーラー下取りはお勧めしない理由をお話しします。
新車ディーラーというのは『年度ごとに新車の登録台数のノルマ』がメーカーから言い渡されています。簡単に言うと何台メーカーから買って何台登録(ナンバーをつける)したかというノルマです。
したがって、新車ディーラーの最もメインとなる業務は新車の販売です。その業務の新車部門に最も多く資金や人材を注ぎこんでいます。もちろん下取りを扱う中古車部門もあり、車検や点検修理を行うサービス(整備)部門もありますが、もともと中古車部門は『新車を売る際に下取った車の現金化』です。
サービス(整備)部門は新車を販売するうえで顧客を繫ぎ止めるには車検も整備も必要。
中古車部門は新車を売るうえで下取り車の処分もディーラーで行えればお客さんが新車をスムーズに買うことができるという古くから考え方があります。
つまり中古車部門に資金も人材も多くは注いでいませんでした。
買取店比べるとリアルタイムの相場観も乏しく『リスクなく安く下取っていれば中古車オークションの底値でも売れる』という考え方が未だに根強く残っています。
買取金額を決める材料はメーカーが決めている相場値というものが各社独自にあり中古車オークションの相場よりもかなり安いです。
また、自社ブランドの車種は自社の中古車として小売販売できる可能性があるので比較的高めに設定して買い取る傾向にありますがそれ以外のブランドの車種は自分安いのが現状です。
加えて言うと、次の車が納車されるまで今の車を引き渡さなくていいということは、それまで車の走行距離は伸びてしまい、時間がたつにつれて相場は下がるので高くは買えないということも原因の一つにあります。
新車ディーラーで下取り査定をする場合は必ず車一括査定サイトの査定金額と相見積もりを出して比較検討すべきです。
個人売買(オススメ度)
最後は個人売買。
知人や身内に車を譲るということは今でも多く行われています。
私自身もそういったお客さんを多く見てきましたが高く売れたり、知人や身内などで安心だと思いがちですが、実は特に注意が必要です。
メリットデメリット
メリット
- 中間マージンが無いため高く売れる可能性がある
デメリット
- 金銭トラブル(支払い遅延、高く買いすぎた…等)
- 名義変更が曖昧
- 車の引き渡し後のトラブル(故障、装備品の欠品…等)
- 上記のことによる人間関係に問題が生じる
名義変更されない場合、翌年度の自動車税の請求や交通違反の反則金請求があなたに届く可能性があります。
プロから一言
私自身は今でもよほどのことがない限り家族以外には車は譲りません‼
なぜなら様々な面で後々トラブルになる可能性が非常に高いからです。
もちろん私が車営業やっていたころ、お客さんが個人売買にしたいと言えば否定はしません。
ただ、リスクの説明だけは詳しくしていましたねえ…業界のプロが介入していない取引なのでトラブルが起こると、責任の所在の判断ができないことが最も大きな原因だと思います。
よくあるのが・・・
- 事故車(修復歴車)だった
- メーター交換車だった
- 故障していた、もしくは引き渡し後すぐ故障した
- 支払いしてくれない、遅い
- 名義変更してくれない、遅い
- 装備品が取り外されている(スタッドレスタイヤ、ETCなど)
など様々です。
また、解決できず不満だが近い関係の人物なので我慢をするが後々遺恨が残るといった人間関係のトラブルがほぼ必ずと言っていいほど発生します。
やむを得ない場合もあるとは思いますが私の意見としては業界のプロ以外の方は基本的に個人売買は選択しないことをお勧めします。
あとでもめたら大変ですね・・・
売却方法に迷ったら車一括査定がオススメ
ここまで4種類の車の売却方法を見てもらいましたが
高く売るのに車一括査定サイトが一番いいのはわかったが
申込直後の電話ラッシュがメンドクサイ・・・
来てくれた営業マンとの交渉もあるし・・・
確かにディーラー下取りなんかに比べると手間はかかります!
しかし何十万も買取価格に差が出る可能性があるんです!
・・・本当にそんなに買取金額に差が出ることがあるのか?
実際にあった私の体験談をちょっと見てください。
本当にあった体験談
これは私自身が本業である中古車オークションのセリ人をやっている時に実際にあった実体験の体験談です。
こういう事は実はしばしばありますが・・・
ある老舗の自動車販売会社の社長が古いハイエースバンをセリに出品していただき、セリの調整(価格の上がるのを見ながら売るかどうか決める作業)にきて私がセリ人をしていた時のこと。
その車というと・・・
- ハイエースバン
- 年式20年以上経過し走行距離も20万キロ以上
- ボロボロさびさび故障もあり
- 2WD
私:社長いくらくらいになれば売りましょうか?
社長:そうだなぁ~
30万円はほしいな~
私:ハイわかりました!頑張ります!
(内心)安っす!いやいや最低でも65万円はあるでしょ~(笑)
社長:じゃあ頼むよ~
セリがスタートし20…30…40万……
全く応札が止まる気配なし
どんどん値段は上がっていきます。
社長:30万・・・いいぞ~その調子
社長:40万・・・高いね~(ニコニコ)
社長:50万・・・臨時ボーナスだな(満面の笑み)
社長:60万・・・無言・・・・・・
結局売れたのは75万円!
私:やりましたね社長!
社長:〇〇クンのおかげだよ!
本当にありがとう!!!
私:ありがとうございます!
(内心)俺が頑張ったわけではない・・・
しかし・・・この車いったいいくらでお客さんから仕入れたんだろう??
解説しますと、この車は海外でも大変人気のハイエースバンで走行距離は過走行でも関係なく値段が付く車。
傷やへこみがあってもあまり値段に関係ない。
4WDより2WDのほうがずいぶん相場は高く登録年式はむしろ古いほうが高かったりする。
この社長は2WDと4WDの相場を知らなかったのが原因です。
最初の希望価格が30万円ということは多分お客さんから20万円前後で仕入れているはず。
つまりお客さんは40万円損をしている計算になります(怖っ)
これが相場を知らない買取店に車を売った事実です。
何十万って仕事やバイトでもらうのって結構大変ですよね。
手間はかかりますが手間をかけた分、それ以上に余りある成果があり得るのがこの車一括査定なんです!
スマホから簡単に申し込め短時間で入力。
最大30社へ査定依頼!複数社の査定額を比較!提携業者数No.1!(1000件以上)
査定業者選択可能で当サイトが一押しなのが
まとめ
- 車一括査定は手間は少しかかるが高く売れる
- 買取店は競争原理が発生しない。あなたの車を最高値をだす買取店は探せないので価格が期待薄
- ディーラー下取りは手間いらずだが買取金額は安いことが多い
- 個人売買は売った後のトラブルが多い
車一括査定だけが車の売り方ではありません。
『とにかく手間はかけたくない』『早く現金化したい』『どうしても親せきに売りたい』など個々に事情はあります。それぞれの事情に合わせて選んでいきましょう。
『車業界のプロが伝授』かんたん高額査定テクニック
高額査定を出してもらうには、一番高く売るにはどういう方法でどこに売ればいいのか?
それはズバリ・・・
相場を知っている買取店を
競合させることです!
最高値をたたき出す3step
step
1車一括査定を依頼(無料)
スマホからも簡単に申し込め、短時間で入力。
最大30社へ査定依頼!複数社の査定額を比較!
提携業者数No.1!(1000件以上)
査定業者選択可能で当サイトが一押しなのが
もしあなたのお住まいが地方や山間部で買取店の依頼できる件数が少ない場合はもう一件一括査定サービスに依頼し買取店数を確保しましょう。
提携業者数(200件以上)
車一括査定の最も老舗。
査定業者選択可能。
step
2見積比較
各買取店に見積もりを出してもらい
価格を比較…最高値を確認
修理するか買い換えるか検討
step
3最高値の買取店へ連絡
乗り換えを決めた場合は最高値の買取店へ連絡
3step!
最高値を出すには
相場を知っている買取店を競合させることです!